ペインクリニックについて

ペインクリニックとは

新緑

ペインクリニックとは痛みを治療する診療科です。

痛みには急性疼痛慢性疼痛があります。
急性疼痛は怪我の痛みや、手術後の痛みなどで、短期間のうちに消失するものです。
慢性疼痛は原因が治癒したあとも残る痛みで、おおよそ6ヶ月以上続くものです。
たとえば、三叉神経痛や帯状疱疹後神経痛がそれにあたります。

このような痛みに対して神経ブロック、内服、点滴治療等の治療を行うのがペインクリニックです。
痛みを持つ患者さんの治療の出発点は、その痛みを理解し、共感することです。
当院ではその基本姿勢をモットーに、少しでも患者さんの痛みを和らげるように治療を行っていきたいと考えております。

ペインクリニックで治療を行う主な病気

【全身】
ガン性疼痛、けがや手術後の痛み、帯状疱疹、変形性脊椎症、慢性関節リウマチ など
【頭】
片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛 など
【顔】
三叉神経痛、顔面神経マヒ、顔面けいれん など
【首・肩・腕】
頸椎ヘルニア、五十肩、むち打ち症、肩こり など
【胸・背中】
肋間神経痛、変形性脊椎症 など
【腹】
すい炎、尿路結石症、生理痛 など
【腰】
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、ギックリ腰 など
【足】
坐骨神経痛、変形性膝関節症 など
【手足】
関節リウマチ、関節炎、動脈硬化症 など
【その他】
メニエール病、めまい、多汗症、アレルギー性鼻炎、突発性難聴、耳鳴り、自律神経失調症、心因性の痛み など

神経ブロック療法

神経ブロック療法とは、痛みを感じている神経を直接、または間接的にブロック(遮断)する治療法です。


【星状神経節ブロック】
体を走る交感神経の中で、首に左右一対の交感神経のかたまり(神経節)があり、星のような形をしていることから、これを星状神経節と呼んでいます。
星状神経節には、頭・顔面・首・上肢・胸・心臓・気管支・肺などを支配している交感神経が集まっています。いわば”神経のツボ”のようなところです。 また、星状神経節は、頭部、肩、腕などの血液の流れも調節しています。つまり、このように星状神経節は、胸から上の皮膚から内臓まで全てに及んでいるのです。

「星状神経節ブロック療法」は、局所麻酔薬を用いて首にある交感神経をブロックし、自律神経を安定させることで自然治癒力を高め病気や症状を改善する画期的な治療方法です。

一般的に、頸椎椎間板ヘルニア、顔面の帯状疱疹、片頭痛など上半身の痛みを伴う治療法としてよく知られています。また、今までの医学では決定的な治療法がなかった花粉症や自律神経失調症などのような病気にも効果が認められています。

現在まで数々の病気や症状に効果が確認されており、治療目的の改善と同時にそれ以外の身体の様々な不調が好転していくこともしばしばあります。


【硬膜外ブロック】
硬膜は脊髄を取り囲んでいる一番外側の膜で、その硬膜と黄色靭帯の数ミリの間隙(すきま)を硬膜外腔と言います。
硬膜外ブロックとはこの数ミリの硬膜外腔に局所麻酔剤など注入することによって、交感神経や知覚神経の機能を一時的に抑制し、疼痛や血行障害などを緩和する治療法です。

一般的に、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、帯状疱疹など腰痛や下肢の痛みやしびれを伴う治療法としてよく知られています。

内服療法

痛みの治療に使う内服薬も色々あります。
ここでは簡単に紹介しています。


・NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)
抗炎症作用、鎮痛作用、解熱作用を有する薬剤の総称です。痛み止めの基本になります。

・抗うつ薬
全身疼痛に効果があります。

・ノイトロピン
慢性的な痛みにゆっくりと作用していきます。

・Naチャネルブロッカー
神経障害性疼痛に作用します。

・カルバマゼピン
しびれるような痛みに効きます。

・麻薬
ガンなどの全身の痛みに効きます。

など


上記の薬はそれぞれ特徴はありますが、基本的に痛みを抑える薬です。

リハビリ・治療機器

当院で使用しているリハビリ・治療機器についてです。

痛みの治療のためのリハビリ・治療機器についてはこちらからご覧ください。